奮戦情報

  • 2026年10月15日
    令和8年度日米共同統合演習「キーン・ソード27」に関する要望書(2026.10.08)

日本共産党高知県議会議員団は、高知県を含む西日本で取り組まれる令和8年度日米共同統合演習「キーン・ソード27」に関して、県として反対の意思表示をすることや県民への情報公開などを求める要望書を提出しました。

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副知事に要望書を手渡す日本共産党県議団と、高知地県委員会

提出は10/8、副知事との懇談は10/15に行いました。

以下、要望書全文です。

 

 

2026年10月8日

令和8年度日米共同統合演習「キーン・ソード27」に関する要望書

 

日本共産党高知県委員会

委員長 春名直章

 

日本共産党高知県議会議員団

団長 塚地佐智

 

 防衛省統合幕僚監部は、10月19日(月)から同月29日(月)までの期間で、「強固な日米同盟に基づき、日米の共同統合運用能力の維持・向上を図る」として、日米共同統合演習「キーン・ソード27」の実施を発表している。

 この演習には、米軍の他、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、オランダ、ニュージーランド、フィリピンの各軍を含む、過去最多の国が参加する。自衛隊としても、人員約45,000名、車両6,100両、艦艇約40隻、航空機約260機が参加する大規模なものとなる。この多国籍演習は、有事の際の自衛隊と米軍他外国軍との一体的な運用をなし崩しに進め、憲法が禁じる集団的自衛権の行使を実効的に担保するもので、日本共産党としてその実施に強く抗議する。

 「キーン・ソード27」に関わっては、これまで判明したところでは、高知県内で、同月16日(金)及び17日(土)に補給艦「とわだ」と油槽船1号が高知新港で燃料や食料の補給訓練を行う他、10月22日(木)から29日(木)に香南市の陸上自衛隊高知駐屯地における電子部隊戦訓練の実施、また、演習前後の期間に高知空港での大型回転翼機の離着陸訓練等が行われるとされている。今年度、特定利用空港に選定された高知空港、また、高知新港においては、初の軍事演習での利用となる。

 加えて、四国沖では、戦闘機や輸送機などを使った共同統合対艦戦闘演習も予定されており、本県漁業等への影響も懸念される。

 武力行使を見据え、憲法違反の集団的自衛権を前提とし、有事の際には県民を戦火に巻き込むことにつながりかねない重大な軍事演習であるにも関わらず、県行政としての情報収集、県民への周知があまりに不十分である。

 よって、県民の命と安全を守るため、以下の事項について強く要望する。

 

記

1、 憲法違反である集団的自衛権を前提にした多国籍の軍事演習は、有事の際に県民を戦火に巻き込むことにつながりかねず、県民の命と安全を脅かすものである。反対する姿勢を、高知県として明確にすること。

2、 高知県として、主体的に情報収集にあたり、本県や四国沖での演習内容を明らかにして、県民への影響も含め公表・周知すること。

3、 特定利用港湾・空港の選定が、日米統合演習の県内での実施に結びついていることは明らかであり、選定の撤回を国に申し入れること。

4、 演習中の事故等を未然に防止するよう、国及び米軍及び参加各国の軍に申し入れること。また事故等が起こった場合、国の責任において、迅速かつ適切に対処し、情報提供を行うよう要請すること。

以上